歯に塗布する溶液に二酸化チタンを配合し、「光触媒」の作用を活用しています。「光触媒」の作用で歯の表面の汚れや着色成分・細菌を除去し、歯の元来の白さに戻していきます。また口臭予防にもつながります。
二酸化チタンに日光や蛍光灯が当たるだけで、有機物や細菌類を分解する「光触媒」の作用が起きます。(図1参照)
二酸化チタンとは、チタンの酸化物で「二酸化チタン」または「酸化チタン」と呼ばれています。ホワイトチョコレートなどの食品、歯磨き粉・カプセルなどの医薬品、化粧品、顔料、塗料など多くのものに使用されている安全性の高い無機化合物です。 この二酸化チタンに、日光や蛍光灯が当たるだけで、有機物や細菌類を分解する「光触媒」の作用がおきます。
今までの過酸化水素や過酸化尿素を使用したホワイトニングは、強い酸化作用があるため歯の表面のカルシウムが一時的に溶けだした状態(脱灰)になり、その為、着色しやすくなったり、知覚過敏のような痛みをともなうこともありました。新ホワイトニングシステムは歯の表面の汚れや着色成分を除去する際、歯の表面のエナメル質を溶かす心配がないので、痛みをともなうこともありません。
歯医者 | ホームホワイトニング | ディパリスα | |
使用する溶液 | 過酸化水素 | 過酸化尿素 | 二酸化チタン |
歯への影響 | 一時的に表面を溶かす | 一時的に表面を溶かす | 悪影響なし |
施術中の痛み | 痛む場合が多い | 痛む場合がある | なし |
虫歯・人口歯への可否 | 出来ない | 出来ない | 可能 |
汚れの付着 | 一時的に高まる | 一時的に高まる | 低くなる |